死 が背中を押してくれる

大人になったんた、もう子供じゃないんだ、と強く実感した瞬間、みなさんはありますか?

 

僕は、中学時代の親友が車の免許をいち早く取得し、その助手席に乗せてもらったときに、鮮烈にそれを体感しました。

 

自転車にのって、ヘルメットかぶって、ジャージ登校してた同士が、今、車を横で運転している。その事実に愕然とするというか、大人になってきたんだ、もう子供ではないんだ、とあの日強く感じました。

 

その次が、友人たちに子どもができたとき。バカやって笑いあってた彼らが、いつの間にか「親」になってる。

 

当然訪れることなのだけど、
やっぱり、衝撃でした。

 

そして今年、中学時代の同級生、大学時代の一つ下の後輩、二つ下の友人、の、三人が、ガンで亡くなりました。

 

三人とも近い友達ではなかったのですが、自分は、何が起きても不思議ではない年齢になってきてるんだと思いました。

 

いつだって、自分の時のながれの変化にはきづけないけど、周囲を見渡してはじめて現在地を知るというか、はっとするというか。

 

僕にとって「死」は、いつも背中をおしてくれます。終わりがあるから、終わる前にやらないとって、背中をおしてくれます。いつまでも夏休みが続くなら宿題には手がつきませんが、31日で終わるから、宿題に取り組むわけです。

 

宿題だけじゃなく、やりたいけど躊躇してること、迷ってること、踏み出したけど踏み出せないこと、そのウジウジした気持ちの背中を、そっと、でも確実に押してくれるのが「死」を思い出すこと。

 

亡くなった三人のご冥福をお祈りしつつ、じゃあ僕はここからどうしていこうか。何がおきても不思議ではないのだから。

 

ミュージカルのレントの歌にもありますが、
No day But Today.

 

日常に埋もれて、
わすれがちだけど。

 

 

 

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