知人が30代で急死しました。たった数日で

 

シンガポール人の友人から突然、

「どうかお願い! いますぐお花を東京の病院に送って欲しいの! お金は後で払うから。場所は、、、」
と、かなりパニック状態で連絡がきました。

その友人の友人にあたる、僕は面識のない、シンガポール人カップルが二週間前から東京に遊びに来ていたそうなのですが、
彼氏が急性肺炎になり、今病院の集中治療室で、もう余命数日と告知されたそうなんです。

僕の友人は最初、肺炎(Pneumonia)のことを、現象(Phenomena)と間違えてしまうくらいパニックで、僕もそれで意味がわからなくて、一方で、lung(肺)の単語を繰り返すので、「ちょっと落ち着いて、どういうこと?」というやりとりが、必要でした。

僕は肺炎には無知なので、ざっと調べたのですが、若い人でも、肺炎で命を落とす方が少なくないんですね。特にインフルエンザになったあとに併発することが多いみたいで、その彼はまさに、インフルエンザ治りかけで日本に遊びにきていたのでした。

きっと、二週間の旅行、休みをとって、前から計画していて、病み上がりでちょっと体調が悪いくらいでキャンセルしようなんて、思わなかったんだと思います。まして肺炎でこんなことになるなんて、誰が想像できたでしょうか。

僕「そんな状態じゃ、植物を送っても、菌の問題で病室に持ち込めないはずだよ」
友人「たしかに、、しかも集中治療室だもんね」
僕「電報はどう? ヌイグルミ付きのやつとかあるよ」
友人「ちょっと確認する、待ってて」

数分後、、、
友人「もう、電報とか、そういうのも受け取れる状態じゃないって…。騒がせてごめんね」

30代前半のその彼は、二週間の旅程の途中で急性肺炎になり、この世を去りました。面識は全くないものの、そんなことがあるのか、という思いで沈みました。旅行に来れるくらいの元気があったのに、普通に健康だったのに、まだまだ若いのに、たった数日で、あっけなく病死してしまうなんて。もちろんそういう事例は知ってしましたが、今回はより身近に、リアルに感じました。

僕にはマレーシア、タイ、シンガポール、インドネシア人の友人がいますが、みんな、冬や雪への憧れが強くて、日本には桜の季節か、雪の季節に来たい!と口をそろえて言います。近年は北海道が人気です。(先週東京に降った雪、きっとその彼は嬉しかっただろうな)

でも一方で、僕たちが暑い国で、現地人は平気な食べ物にあたって体調を崩すのと同じように、この寒さから体調を崩す人は僕の友人関係でも結構いました。生まれた時から何十年も冬を経験し風邪を何度もひいてきた日本人と、年間30度より気温が下がらない熱帯の国から来た人では、冬に対する免疫の違い(もしくは寒さへの対処法や経験値の違い)は大きいのかもしれません。

かといって、僕たちが肺炎にならない保証はないので、(当然日本人も若くして肺炎でなくなっている人が少なくないことに驚きました)
単純に、先日もお伝えしたビタミンD3のサプリメント摂取などで、免疫をあげること、マ物理的な予防を心がけること、は、大切なことですよね。(とにかく、結局は免疫が下がっている時が一番危ないそうです)。実際、日本の幼稚園での実験データーで、ビタミンD群を摂取した子どもたちは、ビタミンDを飲まなかったグループと比べて圧倒的に感染率が減った報告があります(ビタミンD インフルエンザ)で検索すると、いろんな記事がでてきます。

そうやって、できることはやる。
それにしても、いつもニュースの中で、どこかで人事に感じている【人の死】が自分に降りかかって、旅行にこれるくらい、健康で若いにも関わらず、数日で息絶えてしまうようなことが、2016年になっても起きているんです。

明日死んでもおかしくない

って、みんなわかっているのに、この言葉が擦り切れてしまって、なんの効力もなくなっていますが、
改めて、
明日死んでもおかしくない。

とかみしめました。

僕は、何度か死にかけた経験もあってか、死んでしまうこと自体に、ものすごい恐怖を感じることはないのですが、(その時になったらわかりませんが)

はっきり言えるのは、今、あと数日で死ぬことになったら、

したかったのにできなかったこと、
行こうと思いながら、行かなかった場所
連絡をとろうとしながら、まだしてない人がいること、
やりたかったのに実現できなかったこと、
先延ばしにして、結局まだできていないこと、

作れなかった、曲、うた、本、
世に出せなかった、作品や文章
録音できなかった歌やピアノ
誰かに伝えられなかった言葉があること、
もっとできたであろうに、やらなかったこと

を、思い、くやしく、悲しくなるのは間違いないと思います。

そして、自分じゃなく、大切な誰かが、数日で、たった数日で亡くなってしまうことも、当然あるわけです。
だから、ありがとう、や、優しさ、は、思い立ったら、ちゃんと伝えたほうがいい。
意地を張っている間に、伝えそびれてしまうことがあるから。

僕は10歳で倒れて15で亡くなった父親に、一度も、ありがとう、を伝えられなかった。
歌の作品、【伝えそびれた言葉】は、そんな思いでそのまま作りました。だからといって、その思いが消えるわけではないんです。

その亡くなった彼の、恋人のことを思うといたたまれません。
それでも生きていかなければならない残された人は辛い。

あなたは、あと数日、いや、数年の余命だと宣告されて、
何を思うでしょうか。

勇気がでないとき、
傷つくのが怖くて行動できないとき、躊躇しているとき、
迷っているときは、

どこかで、あっけなく人は死んでしまうことを、思い出さなければならない。と思いました。
僕自身、それを思い出しながら、毎日を、生ききることができれば、と今回強く思いました。

特に、迷っているときは。勇気が出ないときは。

死、という、タイムリミットがあるからこそ、終着駅があるからこそ、
その前までに、やりたいことが見えてきて、人は頑張れるんだと思うんです。
勇気が湧いてくると思うのです。

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先日書いたビタミンDのこと。残り1月31日までです。
www.shotablog.com/article/432906988.html