あなたはいくつ、当てはまりますか?

6つの項目をチェックしよう! 心当たりはないですか?

以下の6つの項目、全33のチェックボックスの中に3〜5つ以上、心当たりがある方は、軽いものから重いものまで、心の不調の原因が、栄養素不足と食事内容にある可能性が非常に高いです。(朝起きられない、疲れやすい、なんとなくだるい、やる気がでない、ひどい肩こり、頭痛、生理痛、生理不順、生理前のつらさ、大人にきび、風邪をひきやすい、アレルギー関連など身体の不調も)これらに当てはまる方は、心理メソッドを実践する前に、あるいは並行しながら、何よりまずは食事と栄養で身体を整える必要があります。

以下の項目に当てはまる方は、

1心を安定させるために必要なホルモン(セロトニンやGAABなど)や脳の活動に必要な栄養素(ヘム鉄、ビタミンB群、アミノ酸、ビタミンD3、亜鉛など)が圧倒的に不足している。

2血糖値が安定しておらず、それにより、健康な心のために必要なホルモンバランスが崩れている。(アドレナリン過多による不安やイライラ、ノルアドレナリンを使い果たしたことによるうつ、無気力など)

まずこの2つが当てはまります。

上記の1と2が崩れると、身体(脳)が原因で、なんらかのメンタルの問題が表出してきます。

そして、そのメンタルの問題は、心理メソッドや投薬では回復しません。回復したように見えても、またぶり返します。

根本的に、身体を立て直さないと、いつまでたっても、機能が回復せず、苦しみが続くことになります。

興味深い事に、ずっと自分の性格だと思って、半ばあきらめていた悪いところ(イライラしやすい、落ち込みやすい、人の事をきにしすぎる)が、1と2を改善することで、その悪いところが消えてしまった人たちも沢山います。昔から身体が原因で心に問題がある状態を随分長く経験してきたため、それが自分自身の当たり前になってしまっていたのが、心のための食事とサプリメントで身体が回復し、心が回復し、結果、その性格の悪いところは、その人の本質ではなかった、というパターンです。これは珍しいことではありません。

1 炭水化物や甘いものが、食べ物のメインの方

甘いものが大好きで、よく食べる
白米、パン、麺類が好き
炭水化物だけの食事で済ますことが多い(ラーメン、パスタ、うどん、そうめん、菓子パン、おにぎり、ピザ、ピラフなど)
おやつに甘いものやスナック菓子を食べる
空腹時の間食に、甘いものやスナック菓子を食べ、清涼飲料水もよく飲む
コーヒーや紅茶などに、砂糖を必ず入れる

あなたが、今、なんの問題も抱えていないのならいいのですが、何らかのメンタルの不調、やる気がでない、アップダウンがある、などの軽いものから、うつなどの症状まで、何かしらの問題があるのなら、これらの習慣を断ち切り、糖質制限に踏み切る事で、そしてそれを持続させることで、大きな改善を期待できます。血糖調整により、心が安定します。血糖調整のためには、糖質制限が基本です。詳しくは「栄養ボディ療法 1」をご参照ください。

2 眠気や空腹感がズレている方(すでに血糖調整機能の問題アリ)

夜中に目が覚めて、何か食べる事がある
食後によく強い眠気がある
夕方以降に強い眠気をかんじたり、集中力がなくなりやすい
日中、強い眠気を感じることがある
食事をしても、すぐにお腹が空くことがある
空腹のときに、イライラしたり、落ち込んだりしやすいと思う
寝起きは、色々と調子が悪い
うつ、パニック、やる気が出ない、イライラ、なんらかのメンタルの症状を感じている

これらに当てはまる場合、すでに何らかの血糖調整の問題が起きている可能性があります。血糖値が下がってしまう事により、メンタルなどに問題が生じる、低血糖症の、表に現れてきている症状です。悪化すると、感情の激しいアップダウン、躁とうつの繰り返し、パニック障害、摂食障害など、具体的な病気として表に現れてきます。心だけではなく、身体に強く症状が出る方もいます。疲労感、けだるさ、アトピーなどのアレルギー、風邪をひきやすい、朝が弱い、集中できない、文章を読んでも入ってこない、思考がまとまらない、などもその例です。

3 食事にあまり興味がない、食べない方

空腹でも平気。むしろ、集中できる
食欲がないと、食べない
お腹がふくれればいいので、正直、食事内容はあまり気にしていない
お菓子などで、食事をすませてしまうことがある
肉や魚をあまり食べず、牛肉などの赤身の肉は特に食べない

橋本翔太は、実はこのタイプでした。原稿を書いたり、曲を作りはじめると、集中して、食事をするのが面倒になり、そのまま朝から夜まで食事らしい食事もせず、オレンジジュースを飲んだり、コーヒーと菓子パンを食べたりして、適当な食事でやりすごしては、ひらすら作業をするようなことが、平気でした。しかも、空腹のほうが、より集中でき、作業がはかどるようにかんじました。これは、血糖値が下がることで、その血糖値をあげようと、アドレナリンなどのホルモンが出る事による、一種の高揚感だったと今ならわかります。問題は、このアドレナリンが、不安や焦燥感、ストレスの元凶にもなるということです。しかも、空腹と、血糖値を跳ね上げるお菓子などを食べる事を交互に繰り返していると、血糖値がアップダウンを繰り返し、身体の血糖調整機能が疲労して、やがて血糖調整ができない身体になっていきます。くわえて、このタイプは、ビタミンやミネラル量も圧倒的に不足しています。その結果、メンタルにも問題が生じてくるのです。

4 まとめて食べるどか食いの方

食べることがストレス解消
忙しくて食事を抜ことがある
一日2食か1食のことが多い
空腹が続いたあとに、どか食いをする
一日分をまとめて一気に食べる事がある

これも、問題としては、上記と同じで、血糖値のアップダウンが激しくなることによる、血糖調整機能の疲労が、メンタルの問題につながります。心の安定のためには、1日に、5〜6回、補食もふくめて、こまめに食事をとることが大切です。

5 間違ったダイエットで心に問題が起きている方

ダイエットをしている。
食事量を意識的に減らしているが、偏っている。
●●ダイエット、のように、同じものを食べ続けるような、偏った食事をしている

ダイエットにより、無理に食事の量や質を落とす事で、それが仇になり、必要な脳、心への栄養素が足りなくなり、メンタルや体調を崩してしまっている方がとても多いこと、ご存知ですか。当の本人にあまり自覚はなく、むしろその崩れたメンタルが、余計に、「もっとやせなくちゃ、もっとやせなくちゃ」と終わりのないダイエットに走らせる原因にもなります。やせたらやせたで、もっと、痩せなければ、自分はダメだ、と、どちらにしろ自分を追い込むようなメンタル状態になっていることに気づけません。それも、脳への栄養が不足しているからなんです。ダイエットを望むなら、糖質制限が、圧倒的に効果を発揮します。また、身体の栄養素が満ちてくると、自然と食欲が収まります。もっと食べたいのは、身体がなんとか必要な栄養素を取り込むチャンスを作ろうとしているからなんです。その必要な栄養素をサプリメントで送り込んであげれば、身体は必要以上に食べ物を欲することをしなくなります。栄養ボディ療法は、心を回復させて強くするだけではなく、ダイエットまで、できてしまうのです。

6 せっかく健康に気をつかっているつもりが、自分には合わない間違った食事方法をしている方

朝食は果物を食べる
肉や魚をあまりたべない
菜食主義である
マクロビオティックを取り入れている
健康を意識して、野菜だけ、果物だけ、などの偏った食べ方をしている
空腹が健康にいいとおもって、空腹の時間を多く作っている

世の中には、沢山の健康法、食事法であふれていますね。どれも、その見地からすれば、正しく、効果があるに違いありません。
ただし、もしもあなたが、その、よかれと思ってやっている食事法を続けてきているのに、心の面で何かしらの問題を抱えているのなら、その方法は、あなたには合っていません。心の問題がある方に必要なのは、空腹の時間を短くして、糖質をカットし、肉や魚などのたんぱく質をしっかり摂取し、ビタミンやミネラルをしっかり補って脳の栄養を摂取することなのです。

あなたが、心の問題を抱えているのなら、なんらかの不調を抱えているのなら、今日から、上記のチェックボックスにある食事法は、思い切って見直しましょう。橋本翔太も、朝にたくさん果物やスムージーを食べ、野菜を沢山食べて、肉は控え目、そんな食事をしていました。空腹でお腹がグーグーなると、悪い細胞がなくなっていくのだと信じていました。しかしそれらは、橋本の身体にはあわなかったどころか、大変皮肉ですが、心の問題を引き起こす元凶にまでなっていたのでした。

人は、代謝や吸収力、個人個人に必要なビタミンやミネラルの量まで、異なります。特にたくさん考えたり、人に気をつかったり、悩んだりしがちな人は、そうでない人よりも、ずっとずっと、脳の栄養素の消耗が早いのです。そんな方は、その消耗に追いつくように、しっかりと栄養素を送り込んであげなければなりません。