あらゆる心の症状から性格の問題まで栄養が左右する

ちょっとイメージしてください。

●2月の極寒の雪降る夜に、半そでとショーツで、路上でガクガク震えながら、未来を前向きに考えたり、抱えている問題をポジティブに捉えようとしたり、不安な気持ちを鎮めようとすることが、簡単にできるでしょうか。

●割れるような頭痛の時に、誰かに感謝することって、簡単でしょうか。

●ひどい吐き気と下痢の上に、40度の熱を出して寝込んでいるときに、誰かに優しくできるでしょうか。過去のつらい出来事を、明るく捉えなおすことができるでしょうか。前向きな言葉を選んで、夢を実現しようと頑張れるでしょうか。

●女性で、生理前のひどい症状が出ているときに、あれほどイライラしたり、落ち込んだり、悲しくなったりするのは、あなたの心の弱さですか? 生理痛で仕事ができないのは、あなたの意志の弱さですか? 違いますね。だって生理が終わったら、驚くほどスッキリして、なんであんなに落ち込んだり苦しんだのか、わからなくなるはずです。

●ホルモンバランスの乱れによる、更年期症状で、気持ちが落ち込んでふさぎ込んでいる人に、「考えすぎだよ」「気持ちの問題だよ」「もっと前向きに」「自己分析してみたら」と、アドバイスすることの残酷さを考えてみてください。その人に足りないのは、更年期症状によって不足したホルモンなどの身体的アプローチであり、精神論ではありません。

この3次元という世界で生まれて生きていく以上、「身体の状態」がしっかりしていないと、
心は簡単にネガティブに、そして病む方向へ向かっていきます。

諺にもある通り、「健全な精神は、健全な肉体に宿る」のです。
心のアプローチは、健やかな精神、穏やかな性格・人柄のための、半分の要素でしかなく、
残りのもう半分は肉体的アプローチが必須です。

しかし、このサイトを訪れてくださるような、「心」や「精神」に深い関心と興味のある方、また、幼少から精神的に苦しんできた方ほど、その当たり前の常識が抜け落ちて、全てを心の問題から解決しようとしてしまう傾向にあります。橋本翔太もそうでした。

しかし、
心理学やヒーリング、スピリチュアルなど、心のことは勉強してきたのに、
それでも、心の苦しみ、人から影響を受けやすい、性格の問題、自信が持てない、うつやパニック、強迫性障害などの具体的な精神症状に悩んでいるのなら、

  • ホルモンバランス(性ホルモンから、セロトニンやアドレナリンに至るまで)
  • 血糖値の不安定
  • 脳の働き(=心の状態)を正常化する、必要栄養素・運動・筋肉量の不足

等の、生まれ持った体質や代謝、生活習慣による、肉体要因が原因かもしれません。

そしてこれらは、具体的な身体へのアプローチをしない限り、
決して自然に回復することはありません。

身体の中でも、特に脳の状態は、イコール心の状態です。
例えば、抗うつ薬は、心の安定に必要なホルモン、セロトニンを、リサイクルすることで、うつをやわらげますが、そもそも減ってしまっているセロトニンの生成にはつながりません。対処療法でしかなく、根治にはならないのです。

栄養ボディ療法では、生成されなくなったセロトニンなどの必要ホルモンを、また作れる身体へと改善していきます。リサイクルでごまかさなくても、身体が作れるようになれば、心は回復するのです。

  • 心を強くする、栄養素と食事(心に必要なセロトニンなどのホルモンを生成できる身体へ)
  • 心をしなやかにする、適切な運動メソッド(脳内のバランスを整えるための身体力のアップ)

の2つが最重要項目になります。
あなたにとって、心理やスピリチュアルのアプローチはもう充分かもしれません。
心が苦しいのは、心の安定に必要なもう半分の分野、身体のアプローチかもしれません。