コーダサプリは、死の底から拾ってきた藤原氏のキノコみたいです

◆崖から転落した藤原氏のキノコ狩みたいに生きてます。

高校時代の古文の受験問題にでてきた物語で、
今でも何かと思い出す話があります。

登場人物は、藤原陳忠
今昔物語集の中のお話です。

今昔物語集 巻28 「信濃守藤原陳忠落入御坂語 第三十八」

ざっくりお話をすると、任期を終えて、都から陳忠が従者を率いて帰る途中、
険しい崖から馬ごと、転落してしまいます。

馬はそのまま崖の底へ、陳忠(のぶただ)は、うまいこと、途中で木の枝につかまり、
なんとか命をとりとめます。

谷底から、陳忠の声を確認した従者は、あれやこれやと、陳忠をすくために
紐やら準備して、救出するわけですが、

いざ救出された陳忠は、びっしりと、キノコを(ヒラタケ)を抱えていました。
崖のそこで、そのキノコをみつけて、死に直面していながらも、

まさにその死の底の崖から、キノコを拾ってきたんです。

◆この話は、いかに陳忠が強欲であるか、ということを書いてまして、
高校の解説書でも、その強欲さを説明していましたが、

高校生ながら、「そうかぁ?」と思ったんです。

死んだもしれない谷底で、見つけて、それをしっかりひろって、生還し、
きっと家族や従者たちと分け合ったであろう、そのキノコ。

僕には、強欲、というよりも、陳忠にしか経験できなかった何かを、
絶望や死という、ぎりぎりの底から、持ち帰ってきたようにしか思えませんでした。

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あれから月日は流れていますが、

僕がしているのは、この陳忠がしたキノコ拾いと変わらないと思っています。

何度も転落し、そこでつかんだものが作品となり、音楽となっています。
震災後、体調を崩した大きな転落の後、心理メソッドが効かない中、
回復の過程で、低血糖やホルモンバランスによる心の乱れを身をもって知り、
実体験で培ったサプリメントを作り、
栄養療法で心を回復させる、その活動もしています。

ピアノのメロディも、経験した悲しさから生まれたものが多いです。

自分の肌で、これは間違いない、持ち帰るべきだ、確かに効果がある、
広めなければ、という使命感が、

それらの キノコ と一緒に、僕をまだ崖の底から這い上がらせてくれた
エネルギーになっていると思っています。

崖の底から拾ってきた、時には文章にして、
メルマガでも紹介しています。
www.reiki-de-kirei.com/ml.html

ですから、みなさんも、今、すごく苦しくても、まるで、崖から転落して、
絶望的な場所にいるようでも、そこでの経験は、

かならず、この 陳忠のキノコ のように、価値あるものとなって、
あなたの一部となり、

いつかは崖から這い上がり、そのキノコが人の役に立つ日がきます。

キノコは、拾おうとしなくても、その底で、今を生きていくことだけで、
自然としっかり手にしていくものなので、大丈夫です。

一見、つらいことがあっても、ここで、どんな「キノコ」をみつけ、
持ち帰ってみなさんとシェアできるだろうか。

そんな風に考えています。