オーストラリアの栄養療法情報

栄養とメンタル オーストラリアのラジオから

ブリスベンから南下してポートマコーリに向かう途中、オーストラリアのラジオ番組から流れてきた、栄養とメンタルの関係性についての内容ご紹介します

女性のドクターで研究者が、同じくドクターのノーマンスワン氏(オーストラリアでは有名だそう)を相手に対談している内容です

要点だけ拾うと、

子供の頃の栄養状態は、とくに統合失調症やうつになる関連性と大きくつながっているので重要

心の問題を抱える人たちを二つのグループにわけて、栄養素のサプリメントを与えたグループと、効果のないタブレット、つまりプラシーボのグループでは、明らかにサプリメントを摂取したグループに改善が見られた

1960年代以降から、オーストラリアでは加工食品や大量生産がはじまっているが、それとうつ病増加の関連性はあるのか?

→ 関連性を明言できないが、1960年代以降、若者のうつ病、メンタル問題が増加しているのは明らかである

アジア圏にくらべると、オーストラリアの食事はかなり悪いと思われるが(オーストラリアはじめ西洋の人は、日本人やアジア人は、食事においてヘルシーで健康的というイメージをもってます。)そこは関係があるのか?

→女性のドクターはこの質問には回答せず。調査も、カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリアで行われているものだからだと思われます

、、、

何しろ、オーストラリアでも高い関心がある分野であり、臨床における調査は日本よりも進んでいます。

日本では、臨床におけるサプリメントの調査なんてこの先もしばらくは行われないでしょう。

加工食品や食料の質については、僕はあえて言及してきませんでした。

これは長くなりそうなので改めてまた書きたいと思いますが、とりあえず僕の見解をのべます。

栄養療法を指導されている栄養士さんなどもよく言うのが、加工食品はだめ、オーガニックじゃきゃだめ、安い牛乳はダメか(無理やり搾乳されてウミがまざっているとか)、ブラジル産のチキンはだめ、コンビニのものは全部ダメ、ダメダメダメ、、、

深く食事療法を学ぶほどに
ダメが増えていくパターンが多いんです。

確かに、そうなのかもしれませんし、オーガニックはいいんでしょうけど、

そうは言ってられないんですよ、患者サイドは。

サプリメントに、たんぱく質多めの糖質制限食で、かなりの出費な上、食べ物そのものが制限されているのに、そこにオーガニックだ、冷凍はだめだ、言われたら、何にも食べられなくなります。

最終的には
自分で養鶏、家庭菜園しろ、そういう世界です。

街を歩いていて、血糖値が下がってきてるのに、コンビニのチキンしかないから、食べない、なんてことしたら、結果余計に体調は悪化します。

血糖値を安定させる
必要な栄養素を摂取する

この二つが最も重要であり、オーガニックにこだわるのは、その次にしないと、現代社会を生き抜いていくこはできません。近所のスーパーで買えるものがないなんて、そんな馬鹿げたことはないですよ。

1960年代からの、若者のうつ病増加の理由は、

加工食品うんぬんのまえに、
カロリーは足りてるのに栄養素が足りていない、そこにあると思います。

精製された炭水化物や砂糖の摂取量が増えて、

血糖値のアップダウン、
砂糖の代謝に大量のビタミンB群が使われてしまい、脳に回らない、
たんぱく質が足りない

これらの相関を考えていく必要があります。

、、、

ここにさらに付け加えるなら、個人個人で、その人の脳が充分に満たされる栄養素の量は異なります。

よって、子供の頃に、普通にきちんとした(要は日本でよいとされる一汁三菜)の食事をしていても、

それだけでは足りない体質の方がいるんです。

まして、一人暮らしをはじめた二十代から、
食生活がめちゃめちゃ、なんて人は
そこからの蓄積で、脳にガタがきて、
メンタル崩します。

年齢とともに、栄養素の不足の影響は
はっきり現れてきます。

栄養不足なりになんとかやってきた人が、
ある日何かのストレスをきっかけに、
がくっと、うつやパニックに
なったりすることも多いのです。

子供の頃にはもう戻れませんが、今からでも、栄養素をおぎなっていけば、脳がしゃんとして、メンタルが楽になっていきます。

性格だと思ってあきらめていた、怒りやすいとか、落ち込みやすいとか、やる気がでないとか、そういったものが、改善していきます。

それにしてと、心の問題を、かかえる人の増加は、世界的な問題なんですね。

なお、こちら、オーストラリアの地方の小さな薬局での写真。

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一面全部サプリメントです。
関心の高さが伺えます。